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大分市で「巡回金融講座」を開催しました(2月13日)

 

  213日(金)に大分市との共催により「巡回金融講座」を開催し、当委員会の渡辺 好 金融広報アドバイザーが、「悪質商法にはだまされない!!」と題して講演を行いました。

 
講演では、

・  平成25年度に県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)に寄せられた消費生活相談件数は約3,900件で、このうち大分市民からが約1,700件。ライフパル大分市市民活動・消費生活センターで受け付けた同様の相談件数は約2,200件。合計すると大分市民約3,900が何らかのトラブルに遭っていることになるが、実際にはその7倍から10倍の被害があるといわれている 
   
・ 

このような悪質商法にだまされるのは、70歳以上の女性が圧倒的に多い。それ  にはどのような理由があるのか?それは、「老後や健康・財産などに対する不安感・孤独感・プライド」などがある一方で、「情報・関心・話し相手・だまされたことに気づく力」などがないことが原因である。

   
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高齢者は家にいる時間が長いため、「訪問販売」、「電話勧誘販売」の被害が圧倒的に多い。常識では、価格と品質のバランスを考えて購入する。しかし、悪質商法は、高齢者の不安感や孤独感につけ込み、優しい言葉と巧妙な手口で近づき、何度も繰り返し商品等を勧めることで、最初はあまり信用していなかった高齢者に対し、こんなに親切で優しい人が勧める商品が悪いものであるはずがない、高額なものだから品質も良いものだと信じ込ませてしまう。思い込みが正常な判断を鈍らせるのである。

   
・ 

 だまされた人は必ず「まさか自分が…」と思う。「自分は絶対にだまされない」と自信を持っている人ほどだまされる。1度だまされた人にはまた罠が仕掛けられる。所謂「かもリスト」といわれる個人情報が悪質業者の間で売買されているのだ。だまされた経験のある人は1度失敗した損を取り戻そうと欲が働き繰り返しだまされてしまう。

   

 悪質商法の手口としては、

  健康食品詐欺>・・・「あなたから2か月前に注文を受けた健康食品ができましたので送ります」という電話が掛かる。断ると「キャンセルはできない、裁判を起こす」と脅され、強引に送りつけられる。このような電話には、毅然とした態度ではっきり「要りません」と断ることが重要である。 
 

利殖商法>・・・「必ず儲かります」と言われ、1千万円以上の投資をしてしまう人もいる。主な手口は、「劇場型詐欺」と呼ばれているもので、手口は以下のとおり。
 @ 「未公開株を購入する権利が入った封筒が届いていませんか」との電話が入る。
 A 翌日、その封筒が実際に届く。
 B その後、「自分にはその権利がないので、その権利を譲って欲しい」または「購入するための名義を貸してくれたら30万円払う」との電話が掛かってくる。
 C 「名義貸しという法律違反をしているので、100万円を支払わなければならなくなった。あなたも半分の50万円を払え」と言われる。
 D 「そのお金は取り戻すことができる」と言われ、さらにお金をだまし取られる。

 

老人ホーム入居権詐欺>・・・「入居したい人が多いが権利を購入できずに困っている」、「パンフレットが届いた人しか入居できない」、「お金は払うので人助けだと思って代わりに申込みだけしてほしい」などと言って、あたかも人助けになるかのように思わせて、消費者に老人ホーム入居権を購入させようとするもの。高齢者にとっては老人ホーム等への入居は他人ごとでなく身近な問題で、そうした高齢者の気持ちにつけ込み、その親切心や同情心を巧みに悪用している。

 

ロト6詐欺>・・・「宝くじの当り番号を教える」と言われ、実際に聞いた番号が翌日の新聞に載っているために信じ込んでしまい、高額の会費をだまし取られる。しかしこれは、インターネット上で既に公表された番号を教えているに過ぎない。こうした新聞掲載との“時差”を利用した詐欺は、インターネットを使い慣れていない高齢者がだまされやすい。

 

東京オリンピック詐欺>・・・「オリンピック関連でこれから伸びて行く会社に投資をしませんか」とか、「オリンピックの入場券をサービスする」などと東京オリンピックにかこつけて言葉巧みに勧誘する事例が発生している。

  などがある。 
   
  ・人間誰しも欲があるため「楽して儲かる話があったらいいな」と考え、都合のいいように解釈してしまうことがある。いずれの場合も、「絶対儲かる上手い話はない」と認識し、そのような上手い話には必ず裏があると疑うことが必要である。 
   
・  悪質商法は決して他人事ではなく、自分もだまされてしまう可能性があると常に認識しておくことが大切。日頃から、「思い込みをしない」、「関心をもつ」、「話題にする」、「困った時には相談窓口があることを知っておく」ことが重要だということを忘れないでほしい。 
 

と結びました。

 
 

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