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玖珠町で「巡回金融講座」を開催しました(11月20日)
 

  11月20日(水)に玖珠町との共催により「巡回金融講座」を開催しました。 

大分県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)消費者啓発専門員 渡邉 好 氏が、「悪徳商法にはだまされない!!」と題して講演を行いました。

 
  講演では、
 

 県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)に寄せられた消費生活相談件数は、平成16年度に架空請求による相談が急増した後は、徐々に減少してきている。ただしこうした中でも、ネットトラブルや訪問販売に関する相談は依然として多い。 

   

こうした悪徳商法にだまされるのは、70歳以上の高齢者が多い。これは、「不安・プライド・寂しい気持ち」がある一方で、「情報・断る力」などがないことが原因。悪徳業者は、優しい言葉で高齢者の健康や財産の不安に付け込み、それを解消するような手段を提示する。高齢者もすぐには信用しなくても、繰り返し言われたり、2・3人から言われたりすると信用してしまうケースが多い。

   

だまされた人は必ず「まさか自分が・・」と言う。「自分は絶対にだまされない」と思っている人ほど危ない、ということであり、そのような人はプライドもあり誰にも相談をしないので被害が大きくなることが多い。

   

悪質商法の手口としては、

オレオレ詐欺>・・・別名「母さん助けて詐欺」とも言い、「母親は息子に甘い」という弱点を巧みに利用した手口である。咳をしながら電話を掛けて来て、巧みに息子と信じ込ませ、ゆうパックで送金させるなどが代表的である。だまされないようにするためには、普段から家族で準備(訓練)をしておくことなどが有効で、電話の相手に合言葉を言わせることで撃退した例も多い。

健康食品詐欺>・・・「あなたから2か月前に注文を受けた健康食品ができましたので送ります」という電話が掛かる。断ると「キャンセルはできない、裁判を起こす」と脅され、強引に送りつけられる。このような電話には、毅然とした態度ではっきり「要りません」と断ることが重要である。

利殖商法>・・・「必ず儲かります」と言われ、1千万円以上の投資をしてしまう人もいる。主な手口は、「劇場型詐欺」と呼ばれているもので、手口は以下のとおり。
@ 「未公開株を購入する権利が入った封筒が届いていませんか」との電話が入る。
A 翌日、その封筒が実際に届く。
B その後、「自分にはその権利がないので、その権利を譲って欲しい」または「購入するための名義を貸してくれたら20万円払う」との電話が掛かってくる。
C 「名義貸しという法律違反をしているので、100万円を支払わなければならなくなった。あなたも半分の50万円を払え」と言われる。
D 「そのお金は取り戻すことができる」と言われ、さらにお金をだまし取られる。

ロト6詐欺>・・・「宝くじの当り番号を教える」と言われ、実際に聞いた番号が翌日の新聞に載っているために信じ込んでしまい、高額の会費をだまし取られる。しかしこれは、インターネット上で既に公表された番号を教えているに過ぎない。こうした新聞掲載との“時差”を利用した詐欺は、インターネットを使い慣れていない高齢者がだまされやすい。

東京オリンピック詐欺>・・・「オリンピック関連でこれから伸びて行く会社に投資をしませんか」とか、「オリンピックの入場券をサービスする」などと東京オリンピックにかこつけて言葉巧みに勧誘する事例が最近発生している。

                          などがある。

   

「儲かる話があったらいいな」とは誰しも考えることではある。老後に2・3千万円持っていればもう十分と思うが、実際にはそういう人がだまされやすい。いずれの場合も、「絶対儲かる上手い話はない」と認識し、そのような上手い話には必ず裏があると疑うことが必要である。

   
また、例え契約をしてしまった場合でも、訪問販売の場合には契約後8日以内であれば「クーリング・オフ」を利用することができる。この手続きは、書面で相手業者に「契約解除(申込み撤回)通知書」などを送付することによって有効となるが、書面をすぐにポストに入れるのではなく、表・裏面をコピーし控えを取り、送付の証拠が残る簡易書留等にすることが有効である。
   

さらに、4・5日使ってしまった布団や、既に終了してしまった工事についても訪問販売等であればクーリング・オフが可能である。一方、通信販売やテレビショッピングは自分から申し込んでいるためクーリング・オフの対象にならない。別途「返品特約」が定められていれば、その定めに従うこととなる。

   

悪徳商法は決して他人事ではなく、誰でもだまされる可能性があると認識しておくことが大切。日頃から「4K+S」(相手をくにん、ハッキリとわる、話をかない、すぐにわない、さらに、困った時にはうだん)を忘れないで欲しい。

と結びました。



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