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別府市で「巡回金融講座」を開催しました(12月4日)

 

  12月4日(水)に別府市との共催により「巡回金融講座」を開催しました。

 当委員会の 衛藤 千江美 金融広報アドバイザーが、「
アラサ―・アラフォー知って得するマネープラン術」と題して講演を行いました。

 
 講演では、
 

人生の最後の時までお金の苦労をしないようにするためには、今の家計を整理・把握することで、将来の具体的な問題や課題にしっかり向き合い、そして備えていくことが大事である。

夢を目標に変え、行動計画を立てるためには「まずはライフプラン(生涯生活設計)から始まる」といっても過言ではない。

   

ライフプランには、「健康」、「お金」、「生きがい」の3つの領域があり、この3つのバランスが整っていないと自分の夢は実現できないということになる。では「ライフプランはなぜ必要か」というと、年金制度や医療制度など、私達の生活環境が著しく変化し、国や会社に任せておけば安心という時代ではなくなっているため、自己責任により自分で準備する時代となっているからである。

では、具体的にどのようにライフプランを立てるのかというと、まず「ライフイベント表」を作り、自分や家族の夢や目標とそれに掛かるお金も書き出してみることから始めるのが第一歩である。これを書くだけでもかなり意識が変わってくる。次に「家計貸借対照表」や「年間収支表」を作成して、家計の現状を把握することが必要となってくる。

   

そのうえで、将来の家計状況を予測し、いつどれ位のお金が必要なのかを確認していくことが大切である。その作業の中で重要なのは「金融資産残高」である。それがどのように変わるのかを見極め、それがプラスならば大丈夫であるが、もしマイナスになるようならば、収入を増やすか、支出を減らす、またはライフイベント表の見直しなどの方策が必要となってくる。

   

  以上のような基本的な知識を頭に入れたうえで、次に人生のなかの大きなイベントに関する「住宅ローンの賢い選び方」について考えると、まず預貯金の全てを頭金に充てるのは危険である。臨時の支出が発生した時や、収入が減少した時のことも考えて、予備資金として残しておくことが必要である。さらに、無理なく返済できる金額を借り入れることが大事である。

   

また、住宅ローンには「固定金利型」、「変動金利型」、「固定金利期間選択型」がある。それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく研究するとともに、中・長期的な自分や家族のライフプランを勘案して選択することが大事である。

   

次に、人生の大きな支出のひとつである生命保険について考えてみると、生命保険には大きく分けて「死亡保険」、「生存保険」(個人年金保険など)、「生死混合保険」(養老保険など)がある。生命保険に加入する際には、その目的(死んでから欲しいのか、または生きているうちに欲しいのか、あるいは死んでも生きていても欲しいのか)によって選ぶ種類が違ってくる。

   

生命保険には、主契約の他に様々な特約が付いているが、多くの人は勧められるままによく調べもせずに特約を付けることが多い。特約ごとに費用が加算されるので、自分で理解できないような特約は、該当しても請求することができないので付けるべきではない。保険の契約時には、同じ保険会社の中でも色々な種類があるので、その目的や保障額、払込期間などを十分に調べたうえで加入することが大切である。

   
さらに、人生のもうひとつの大きな支出である教育資金の話であるが、教育資金を貯めるコツは、@細く長くコツコツ、A確実に、Bさぼらない、C使い込まない、ということが大事である。
   
また、その方法としては、貯めやすい順番に貯めていくということが大事で、@給与からの天引き、A給与振込口座からの自動振替、B集金してもらう、C自分で管理する、などがある。
   

また大学の進学費用を貯蓄だけで賄えない時は、色々な団体からの奨学金、国の教育ローン、民間金融機関の教育ローンなどがある。奨学金は、借り手が学生本人で、就職してから返済することとなるが、万一返済できない場合には年10%の延滞金が課せられたり、連続3回以上の延滞は個人信用機関登録されてブラックリストに載ることもあるので、注意が必要である。教育資金を考える場合には、子どもの可能性を探り、家計とのバランスを取りながら、子どもがどのような進路に進みたいのかを早目に親子で話し合うことがポイントである。

   

最後に老後資金については、自分は老後にどのような生活を送り、それを実現するためにはどのような準備をすればよいのかを考えることが必要となってくる。そのためにも、ライフプランを立て、お金が「いつ、何のために必要なのか」を把握し、資金の目的別に分けて貯蓄することが重要である。ポイントは、大切な家族とより豊かな人生を手に入れるために、知恵を使ってやりくりすることを身に付けることである。

と説明しました。

 
 

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