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別府市で「巡回金融講座」を開催しました(12月14日)

 

  12月14日(日)に別府市との共催により「巡回金融講座」を開催しました。

 当委員会の 衛藤 千江美 金融広報アドバイザーが、「
知って得する節約術」と題して講演を行いました。

 
講演では、

「お金に苦労しない家計の特徴」として、次の4つのポイントが挙げられる。

【ポイント1】
 『夫婦(家族)で将来をしっかり考えている』こと。そのためには、長期的な生涯生活設計(ライフプラン)を立てることが不可欠である。


【ポイント2】
 
『必要なお金は先にとっておく』こと。生活費が余れば貯蓄に回すような管理の仕方では、貯蓄は出来ない。収入からまず貯金を引き、毎月掛かる固定費を引いた残りのお金で生活する。

 

ポイント3】
 『固定費を見直す』こと。銀行口座から定期的に引落されているもの(家賃・住宅ローン・通信費・保険料)などの金額は、一度見直しを行い削減すれば生活レベルにさほど影響がなく削減の効果が長く続くことになる。

 

【ポイント4】
 『比較検討をしっかりする』こと。例えば複数のクレジットカードを持っている場合、中には年会費無料のものがあるが2年目から年会費が掛かるものもある。このような無駄なものをリストアップし解約・売却する。面倒に感じるかもしれないが、しっかり比較検討することで、たとえ少額でも年間を通せばかなりの削減に繋がることになる。

   
1つ目のポイントで取り上げた、生涯生活設計(ライフプラン)には、「健康」、「お金」、「生きがい」の3つの領域があり、この3つのバランスが整っていないと自分や家族の夢は実現できないということになる。では「ライフプランはなぜ必要か」というと、年金制度や医療制度など、私達の生活環境が著しく変化し、国や会社あるいは金融機関に任せておけば安心という時代ではなくなっているからである。現代は、個人や家族で考え自己責任により自分で準備する時代となっている。
   

では、具体的にどのようにライフプランを立てるのかというと、まず「ライフイベント表」を作り、自分や家族の夢や目標とそれに掛かるお金も書き出してみることから始めるのが第一歩である。これを書くだけでもかなり意識が変わってくる。次に「家計貸借対照表」や「年間収支表」を作成して、家計の現状を把握することが必要となってくる。

   

そのうえで、将来の家計状況を予測し、いつどれ位のお金が必要なのかを確認していくことが大切である。その作業の中で重要なのは「金融資産残高の推移」である。貯蓄のバランスがどのように変わるのかを見極め、それがプラスならば大丈夫だが、もしマイナスになるようならば、収入を増やすか、支出を減らすまたはライフイベントの見直しなどの対策が必要となってくる。

   

次に、「固定費の見直し」の中で大きなウェイトを占める保険について考えてみると、まず、生命保険には大きく分けて「死亡保険」、「生存保険」(個人年金保険など)、「生死混合保険」(養老保険など)がある。生命保険に加入する際には、その目的(死んでから欲しいのか、または生きているうちに欲しいのか、あるいは死んでも生きていても欲しいのか)によって選ぶ種類が違ってくる。

   
 
生命保険には、主契約の他に様々な特約が付いているが、多くの人は勧められるままによく調べもせずに特約を付けることが多い。生命保険は主契約のみで加入することが出来るので、加入している特約の見直しをすると良い。その中で、どのような時に請求できるのかを自分が理解していない特約は解約すべきである。
ただ、「リビングニーズ特約」は余命が半年と診断されたら、加入している生命保険から死亡保険金を生前にもらうことができるという特約を唯一無料で付けられるものなので契約しておくとよい。
   

生命保険には、「保障機能」と「貯蓄機能」がある。このうち「保障機能」は死亡保障と医療保障に、「貯蓄機能」は長期貯蓄、老後資金準備にそれぞれ分けられる。保険の契約時には、同じ保険会社の中でも色々な種類があるので、その目的や保障額、払込期間などを十分に調べたうえで加入することが大切である。

   

さらに、医療保険を選ぶ際には、健康保険組合から補てんされる「高額療養費制度」などもあり、すべて医療保険でまかなおうとする必要はない。高い医療保険料を支払うよりも医療保険に入っているつもりで医療貯金として積立てをするのも一法である。医療の発達により、加入時の条件が当てはまらないケースが発生することもあるため、医療保険の定期的な見直しを行うことが肝要である。

   

また、日常生活のリスク管理として「個人賠償責任保険」に加入することをお勧めする。例えば、飼い犬が他人を噛んでしまったなど、他人に対し迷惑をかけた場合に比較的安い掛金でそれを保障することが出来るうえ、「個人」と銘打っているが被保険者本人だけでなく、その同居の家族も含め幅広い賠償事故を担保する総合的な補償内容となっている。

   

家族とより豊かな人生を送るために、前述の「お金に苦労しない家計の特徴」の4つのポイントを念頭に置き、お金の使い方について知恵を絞り、総合的に考える癖を付けることで、将来にわたり皆さんの強い武器にしてください。

   
 

と説明しました。

 
 

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