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大分県立由布高等学校において「金融教育公開授業」を開催しました(11月2日)。

 

 大分県立由布高等学校において、2016年度「金融教育公開授業in大分」を開催し、3年生情報ビジネスコースの生徒を対象とした公開授業と、ダニエル・カール氏による講演会を行い全校生徒が参加しました。

【公開授業】

 3年生情報ビジネスコースの生徒を対象に、「卒業のための経済学〜高校を卒業するまでにどのくらい費用がかかるでしょうか〜」と題する授業を行いました。
 まず、3年生になってから卒業するまでにかかる経費を計上した結果、合計額は約1,246千円となりました。

内訳は次のとおり。
・取得する検定(情報処理検定等)とその検定料(約15千円)
・就職・進学の準備に掛かる応募前見学、募集要項の取り寄せ(約1千円)
・進学の際に必要な入学金や授業料の支払い(約550千円)
・自動車学校の教習代(約330千円)

・新生活の準備(アパートを借りるなど)(約350千円)

 この結果を受け、生徒からは「予想していた以上にお金が掛かっていることを知り驚いた」との声が聞かれました。
 次に、就職や進学でひとり暮らしをするための「部屋探し」を通して“契約”を学びました。賢く契約するには、物件の情報をしっかりと読み取り、物件の特徴や経費を比較検討することが重要であることを学びました。

【講演会】

 公開授業の後、ダニエル・カール氏が「オラの日米おもしろお金講座」と題して、同校生徒、保護者、教職員、その他一般参加者約360名に対し講演を行いました。

 ダニエル氏は、日米の金銭感覚の違いを、ご自身のアメリカでの子どもの頃の経験と、交換留学生として来日した時に感じられた日本の現状について、楽しいエピソードを盛り込み、親しみやすい語り口で参加者の高い関心を惹いていました。

 アメリカの一般家庭では、子供に対して、日本のような「お小遣い」を与えることはなく、「chore」、「yard work」(家庭や農場の雑仕事)」により、『お金は働いて稼ぐのが当たり前』ということを日常生活で身につけさせるようです。
 ダニエル氏も6歳の頃、「お父さんと時給の交渉をしたうえで契約を結び、家事を手伝うことでお小遣いを得るようになった」とのことです。

 さらに、「自分のお小遣いは自分で管理すること、クレジットカードの正しい使い方や税金の話なども、日常の生活の中で親から自然と教えられた」と話しました。
 日本の現状として、「お金に関する話は家庭内において、タブー視される風潮にある中で、お金についての知識が乏しいまま社会に出てしまった若者が、金銭トラブルに巻き込まれている現状を憂慮しており、家庭や周囲の大人たちと、お金にまつわる失敗談等を積極的に話し合うことで、お金に関する知識や金銭感覚を身につけることが大切だ」、と結びました。



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